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2006年 12月 04日

ドメーヌ ジェラール・シュレールに滞在8

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今日がシュレールの最後のアップになります。少し名残惜しいのですが・・・
日本でのシュレールの言われ方は良くINAO(ワインの販売に対してお上的な存在)に対して
反発し、美味しい物を作って何が悪いのか?と言う反骨の精神の持ち主であると言われる。
アルザスでも産地呼称制度があり規格外の味、濁り方、酸化防止剤の適用等が問われる事がある。そのINAOの規格外と判断された場合はグランクリュの畑から出来たワインであってもグランクリュの畑名を付けられない。大体の生産者はこの規格を通し、商品としての価値を高め、分かり易く、毎年同じ味に近付け、透き通った状態、更には2次醗酵が起こらないようにSO2をたっぷり入れる事は当たり前である。しかしシュレールや一部の生産者はその年の天候や、自分達の毎日の畑仕事、醸造における自分達の拘りでその年のワインのキャラクターを作り上げる。言わば本当のテロワール(土地の個性)の意味である。このような作りのワインを以前までは還元臭がする、濁ってワインでは無い、澱や葡萄の圧搾時のカスが混入している等の評価が悪く日本でもイメージは両断されるだろう。しかいこの様な商品が最近流行になり、希少価値を後付けするワイン業者も後を絶たない。商業的にコマーシャルされ必要以上に価格が上昇している中、シュレールのワインはいかに価値があろうと、どれだけ手間隙かけて1年を過ぎようとも以前から全然、値上がりの様子は無い。そこが本当に価値ある生産者であると思える。本当に本物の味を分かってもらう為には何が必要かが分かっている生産者なのであろうと思った。


下の画像は虫のエチケットがINAOの判断によりグランクリュとして販売できなかったのでINAOの中身は虫食いだらけと言う意味であてつけで貼られたエチケット。それと帰り際にブリューノに挨拶にカーヴに行くと「お土産に何か持って帰りなよ」と言ってくれたので美味しいのを任せるとストックの奥から持って来てマジックで書いてくれました。
2003年ゲヴェルツトラミネールのグランクリュ・アイシュベルグ 酸化防止剤は入ってないよと言い、手渡してくれた。NF(ノンフィルター)であり、その日の日付けも記入してくれた。
勿論、殆んど出荷はしていない1本です。開ける日をとても楽しみにしています。
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by fumi-sama | 2006-12-04 08:58 | Mon journal 私の私的日記


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