2007年 01月 25日

鹿児島産、天然野鴨が入りました。

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以前、お知らせしておりました天然の野鴨が届きました。この時期にだけ取れる野生の鴨です。通常の時期の鴨とは全然比べ物にならないので是非!食してみて下さい。猟期は1月の末で終わり、それ以降は禁猟になります。終了したら又今年の終わりになります。又、完全なる野生のジビエですが鹿児島の伝統的な網猟ですので鉄砲の弾は入っていません。フランスでは鉄砲の弾が入っている部分を食べれる人は幸運であるとされています。この時期あちらのレストランに行けば色んなテーブルから弾を出しカランと言う音と幸せを表す笑い声が聞こえます。

羽根付きで頭も付いているので生前の状態のままです。この画像だけを見るとかなり賛否が出てくるかと思いますが、敢えて掲載をしております。それはプルミエクリュは命ある食材や生産者、に対して尊敬を持って止まない事を分かっていただきたいからです。
以前、ホロホロ鳥の記事の時に書きましたがここスーパーや食卓に綺麗で美味しそうに見える状態になるまで様々な人の介入により本来あった状態を見る事は滅多にありません。その方向の行く先には好き嫌い、食わず嫌い、このような命ある物に対しての食材に対する誤解を助長していると思います。私は最近、人間が生きていく為には綺麗事ではないと思っております。

個人個人が好きな料理や好物の食べ物の食材が生きていた時の姿も受け止めて無駄な食べ方や命の大事さを覚える事も大事だと思います。
綺麗事だけが見えて、簡単に食べ物を残したり、腐らせたり、捨てたりする事自体が生き物に対して何よりも一番ムゴイ仕打ちだと私は最近思えて止みません。(言いすぎですが、形が変った虐待に等しいと思える事も偶にあります)
フランスの鴨や鳥類を扱う肉屋さんのショーウィンドーではこの状態でディスプレーされている事が良くあります。それは食材や料理を芸術に見立てた最高の念に値する尊敬があるからです。又、そのお店ではスーパーのように切り出されて部位毎のパック商品や既製品、出来合いの商品を販売するお店では無いと言う専門店としてのプライドとアピールでもあります。
勿論、飾りではなく余す事無く自然や命に感謝の意を込めて召し上がります。国柄の食文化でしょうが・・、日本ではお頭付きの鯛で祝う事と似た事です。
仏では逆に魚文化が遅かった為、日本でのその行為が無情に思えるそうですが。。。

今回は2羽のみ入荷です。「美味しくするから」と気持ちを込めて羽を抜きながら料理を考えていますので何人前取れるかはまだ分かりません。

今、さばき終わりました。8名様のみご提供が出来ます。(美味しく御提供したいので2名様単位での販売とさせていただきます)宜しく御願いします。
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by fumi-sama | 2007-01-25 08:34 | Nourriture 当店の食材の事


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