カテゴリ:Magasin お店の事全般( 132 )


2006年 09月 12日

レストランを作る・・と言う事。

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お店を作るにあたって一番、悩んだのはデッドスペースです。(客席も厨房も作れない中途半端な空間)当店の場合、入り口から客席に着く前の廊下にあたる部分が最後まで悩みました・・。坪数自体があまり大きくないのですが、ただの外食産業とちがうと思っているフレンチの専門料理店(お客様の回転数ではなく、あくまでゆとりを感じさせ、日常では無い空間、自分が思い描く個人店のセンスの発揮所)ですので客席とお手洗いだけは少しでもゆとりを持って設計したかったのと、あまり厨房をいじめると専門的な料理が難しくなるのと、大きなお皿を使用し盛り付けや片付け、良い動線での調理が出来ないと個人店特有の出来立ての素晴らしい味(何者にも勝ると思います)がボケてしまう・・・。等の色んな考えからただの廊下にしてしまおうと決定しました。お手洗いも廊下に設置し、お客様からはただの廊下ですが。私からすればアンティークの大きなクローク(お客様のお荷物やコートを預かります)や、大事なワインセラー(300本以上のストックから、あらゆる趣向のお客様に対応できます)イギリスから取り寄せたアンティークのシャンデリア、ウォールライト、赤い絨毯のマット・・。全てが自分が望む贅沢な空間に仕上がりました。

扉を開けて、客席に着くまでの僅かな時間ですが気持ちの高揚を覚え、着席したら普段の自分ではない自分を演出できる場所に辿り着きます。そこで私共の演出に身を委ね、専門料理店の良さや、奥深さを堪能してください。料理のみを楽しんで頂いても充分に満足できますが、映画を見るように五感を研ぎ澄ませて見た時のような満足度を味わって欲しいと考えます。
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by fumi-sama | 2006-09-12 10:25 | Magasin お店の事全般
2006年 09月 06日

ブログ始めました、これからも御贔屓に御願いします。

2006年の6月で開店から4年目になりました。振り返れば6年前に長崎でお店を持とうと決心し、住む家も決めずに神戸からフラフラっと車一台でやって来て・・・、(家具類は家が決まり次第配送してもらったっけ・・)知り合いも、友人も、助けてくれる人もいない状態で生活がスタートし、来崎してから2年でお店を持てました。この開店までの2年間で少しですが知り合いも出来、助けてくれる人とも出会え、結果的にはよかったですが・・今になって考えると、信用も無い、お金も無い私に国はよくお金を貸してくれたなぁと思います。ありがとうございます!その時の担当の方には感謝しております。

当店は看板も無く、店名も読めないようなお店ですがそれには私の考えがあります。よくお客様から読めない、場所も判らない、何屋かも判らないと指摘されたり、諸先輩からは「商売をする気がない」とか「商売を判っていない」「自己満足」「分かり易さが無いと長崎では駄目」「どうせお金持ちで趣味でやっているんだろう」とか色々、言われますが特に姿勢を変えるつもりはありません。

   私は、商売をしたいからお店をした訳ではないからでしょうね、おそらく。  
自分の料理を、自分が作り上げた雰囲気で、自分が選んだキャンバス(お皿)に描きたいと思うだけです。妥協したくないだけです。それを叶えるには自分でお店を持つしか手段は無いと言うことですね。
そんな綺麗ごとを言っても、商売をしているのには変わりありませんので(お客様からの売上げがあって、仕入れ、それに対する支払い、納税、保険、借り入れ金の返済、家主様への家賃にかかる責任、自分達の生活)
趣味でしているつもりは一切ありません、ただ単にフランス料理という専門料理を一生懸命勉強し、仕入れ、仕込み、調理、提供している事が特定のお客様に伝わり、その方からの御紹介があり、自然とお店が成り立っていると思っています。

 遅くなりましたが店名は1ercru プルミエ・クリュと読み、フランスのブルゴーニュ地方のワインの格付けで1級畑から出来たワインを意味します。村名+畑名までがプルミエクリュが名乗れますが、上にはグランクリュ(特級)があり畑名だけで最高品質を保証されています、さらに下位になるに連れて村名だけ、もしくは地方名だけがブルゴーニュのワインの呼称になります。
ここからは、個人的な発想の転換ですがプルミエとクリュを分けて訳すと1番目とクラス(級)に分解できますね、本来の使い方ではないのですが1番目のクラス=ファーストクラスでもあるお店にしたいと考え命名しました。

日常を暫し忘れ、劇場へ足を運んだかのように心身を私達に預け、心を開放し贅沢な空間での                                          お食事をお楽しみ下さい。
      
 *4組様で満席になり、御入店はできません。予約が入りますと営業時間内であっても締め切っておりますので、お手数ですがお電話で予約又は御確認下さい。
 095-829-1061 火曜日定休
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by fumi-sama | 2006-09-06 14:44 | Magasin お店の事全般