2006年 09月 22日
2006年2月にボルドーへ行き、ポイヤックのシャトーレストラン、コルディアン・バージュに行って来ました。シェフは飛ぶ鳥を落とすほどの勢いを持ったティエリー・マルクス。料理自体は奇をてらった感はありつつも最近のフランスでの流行のスタイル。ピンチョスをイメージさせ日本の食材も多様し、ベルナルドのフュージョンシリーズやグラススタジオ、アンドレアス・マイヤー、クリストフル等を多様していました(当店と同じような選択でしたので嬉しかったですね)当時、仏で鳥インフルエンザによりフォアグラや家禽類が輸入禁止になったそうですが知らずにたっぷりと食べて至福の時間でした。シャトーへは日本から直接フロントに電話をし、文法も無いフランス語で予約を入れていたので不安でしたが前日にボルドー市内からリコンファームの電話を入れたら大丈夫よ!と太鼓判を頂き安心しました。5時間程かけて夕食とサロンでのお茶を頂きソファに溶け込みそうな気持良い時間を堪能。ワインはランシュバージュやコルディアンバージュが流石のストックでしたが目もくれずディディエ・ダグノーのシレックスを選択。ボルドーを飲まないのは気が引けましたが気にしない。部屋の壁にはアクオス(日本のテレビ)水場にはタイのアロマと言った感じでフランスのシャトーとの合わせ方が格好良かったです。朝食は朝日が昇る時間を見極めテラスを眺めながらゆっくりととり幸せな一泊でした。シャトーのすぐ近くにシャトーが経営するパン屋があるので行ってみたら?とフロントで教えてもらい早速遊びに行くと今年、初めて日本人が来た!とびっくりしていました(ポイヤックのランシュバージュの裏ですので観光客は通らない小道だったから)厨房には一人の日本人の女性がスタジエに入っており好意でシェフを紹介してもらい中を覗かせてもれえました。パンの粉の種類は膨大でBIOの小麦が多かったと思います、シェフに「ケ・リュヴァン?」何で醗酵させているの?と聞くと「リンゴ」と逆に日本語で返してくれました。 2005年から三つ星に昇格した為、田舎で有名シャトーの畑しか無い所ですがひっきりなしに来客があります。是非、ポイヤックまで足を延ばす事があれば行って下さい。最高の思い出になる事間違いありません!
by fumi-sama
| 2006-09-22 09:15
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