2007年 01月 05日
下仁田葱と金時人参 下仁田とは群馬県にある地名で昔、この地方でしか取れなかった事から由来されて下仁田葱と名付けられました。元来、高級な葱ですが現在ではいろんな地方で栽培が可能になり中国産も出回っていますので安くなればなるほど質が低いと考えられます。去年の暮れに長崎でも農協の直売所で購入しました、その時は安くで購入でき嬉しかったのですが本来の下仁田葱の芳香さは少なく、がっかりした記憶があります。おそらく、まだまだ改良中の野菜だったか土地の味が薄かったのだろうと思います。下仁田地方のこの葱が高価な理由は一般の葱に比べてミューシンが豊富で香辛料も普通の3倍あるそうです。又ビタミンB,Cも多く含み、疲労回復、風邪予防の野菜として効果が多きいです。 金時人参は良く京人参と一般的に思われがちですが、京都が主の生産地と言う訳ではありません。特に京都での金時人参は芯まで真っ赤で柔らかく、色も鮮やかで京料理にとって風流であるとされ京都で生産された金時人参を京人参と言うブランドにしたので名前の違いがある事が事実です。 金時人参の紅色にはリコピンを多く含み、癌予防に効果があるとされています。 しかし通常の人参に比べ芽が出にくく、成長も遅いため人手がかかる野菜として高価な人参です。 どちらも煮込み料理には相性が良いのでアルザスで食したベックオフ(アルザスワインで肉と野菜の煮込み)の野菜として使ってみようかと考えています。今回使用する肉は熊本の無菌豚と仔羊のロースを合わせてコクを出してみます。
by fumi-sama
| 2007-01-05 09:08
| Nourriture 当店の食材の事
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