2007年 03月 09日
幻の高級豚が入荷しました。 それは岩手県の花巻市にある高源精麦(株)と言う元々、精麦業を営まれていた会社が丹精込めて作り出した銘柄豚です。提携農場と契約した飼育では無く、完全に自分達で飼育し生産、販売を管理する為、生産量が微々たる量でフレッシュのお肉が手に入る事はとても困難な豚肉です。 そのこだわりの数々の一つに餌は勿論の事、遺伝子組み換え作業した物ではなく、国産のトウモロコシと国産大豆、国産大麦にこだわり餌の段階からコストを度外視し本当に美味しく、いい豚を作り上げる事を理念として今日に至ります。 養豚場の飲み水は奥羽山脈から湧き出る天然水を釜石でとれたミネラル群たっぷりの鉱石で濾過し、極上の活性水を与える事により柔らかな肉質に仕上げ、まろやかでとても美味しい豚肉が出来上がります。 更なる数々のこだわりによって作り上げる為、とても高価で貴重な豚肉となり都心部を中心に全国的に有名になり需要と供給のバランスも大きく崩れ仕入れ自体長い順番待ち状態になります。 そうなると、儲けを企てる悪意を持った業者が出てきてあらゆる言い回しで本物であると思わせ類似品を販売し始め、あっという間に世間に蔓延る。。どの世界も同じなのですねぇ。困った物です。 最近プラチナポークと良く耳にしますがこのお肉のみが本当のプラチナポークです。「白金豚」の名前のみ登録をして「プラチナポーク」の登録商標は行っていない為このような事が起こっています。ですので高源精麦と白金豚の名前が入っていないプラチナポークと言う商品は全て類似品となります。それなりにコストをかけて生産しているかも知れませんが、あくまで本物を語った二番煎じです。 本物のお肉には登録商標ナンバーと会社印、商品タグが付けられて届きます。 輸入牛並みの価格がし、とても高価で貴重なお肉なのですが今回、自家製のハムを仕込もうと思い以前から注文しておりました。 先日、塩胡椒、野菜類でマリネしたので約1週間後に洗浄し塩抜きします。 その後、スモークをかけボイル作業をし完成となります。 15日以降のアミューズ、オードブル、シェフからの小さな一皿のどれかで御提供する事になると思います。
by fumi-sama
| 2007-03-09 08:02
| Nourriture 当店の食材の事
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