2007年 12月 09日
本日も目が覚めたので早々に出勤し更新します。 ドメーヌ クリスチャン・ビネール (先代はジョゼフ・ビネール。オードレイはクリスチャンの奥様で過去にミス・アルザスにも輝いた美しく優しい方です) コルマールからインゲルスハイム→カッツェンタール→を通りカイゼルスベルグ村方面へ向かうとアメルシュヴィール村に入る。 その村の出口付近にある1770年から代々続くChristian Binner(クリスチャン・ビネール) アルザスで私が好きなワイン生産者の一人。 その長い歴史の中で、流行や時代の流れ(フランスでは一時生産量の増加や安定を求めて化学肥料や除草剤等を多量に使用する時代がありました)に流されずに除草剤や殺虫剤、化学肥料、ボルドー液等すら使用せずに地道にビオ・ディナミに取り組み丁寧に土壌の育成に努めて来ました。 実は彼とは今春、彼のセミナーに参加した際に「去年時間があまり無くて、行きそびれたから今年は必ず訪問する」と約束した経緯がある。今回はゆっくり時間を取っての滞在だったので約束が果たせて良かった。 後日メールでやりとりし訪問日時を決め、忙しい時期であったにも関らず丁寧に数ある畑を隈なく案内して下さり、試飲にも沢山の時間を掛けてくれた生産者の一人です。 エチケットにもある見覚えのある建物がそのまんま私達を迎え、少し緊張の再会。 今になって気付いたのですが、眩い後光が射す屋根の上にはコウノトリの巣が照らされていました。 伺った時には丁度、ピノノワールの醗酵槽を見ていて悩んでいました(ピジャージュはしないそうです) 区画や樹齢等によって4つの曹に別けており到着早々に「明日この果実や種、果梗と一緒に浸けている果汁を醗酵槽から出して醗酵タンクに移す予定なんだけど、あなたはどの曹のワインが状態が良いと思う?」と質問と試飲。。ビックリ。その中から一番色と酸のバランスが良かったパーセルを指し「私はこれが現段階で一番良いと思う」と言うと「やっぱり!?そう思う?よし、明日この曹の果汁をタンクに移そう!」と決まってしまった。。。私で良かったのだろうか・・?と少し心配になる。
by fumi-sama
| 2007-12-09 04:42
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